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現地サロン情報交換会

2019年10月15日(火)
現地美容業界関係者と日本側が双方の業界における課題等について積極的な情報交換をおこなった。

CLEO hair international/リップマン久実氏

ベトナム情報

サロン情報

その他

J-first Tokyo/高田氏

食事・交流会風景

VAMP Hair Line/岩田壮司氏、YASU氏

VAMP Hair Line岩田様は、都内有名サロンに10年間在籍していたが奥様のご両親の縁でベトナムへ渡越し、ローカル美容師に技術指導を行いまた日本の美容を普及させるために2009年にサロンをオープン。当時日系サロンの先駆けであったそうです。また弟のYASU様も都内有名サロンに10年勤務され、その後仲間と札幌にサロンを出店。その後、兄の岩田様がベトナムハノイ出店をサポートし、YASU様がその店を一人で3年間営業。その時は日系企業の社員が住んでいるレジデンスの2Fで、カット料金は5千円だったとのことです。その後、ハノイのお店は閉じ、YASU様は世界を放浪。今では2店舗を兄弟2人で運営しております。
アメリカの州制度のように区轄によってビジネスライセンスが違い、また外資企業なのか欧米企業なのかローカル企業なのかで必要な資本金が違ったり、また担当官によってルールが違ったりするので出店時には苦労したそうです。
また美容の領域が決まっており、顔から上でビジネスが出来るのが美容室、顔から下はエステティックサロンの領域との事で、一般的なベトナム人女性は毛を剃る文化がなかったりまた髪を洗っても乾かさない人が多い等、日本のようにケア文化がまだ成り立たないのでまだまだ啓蒙の余地はありそうです。男性に関してはまだまだ外見への関心も低く、市場としては小さいとのことでした。ただ、海外からの情報がどんどん入ってきているため、この先5年10年では様変わりしているかもしれないと言われていました。
ベトナムの方の印象として、女性は非常にまじめで勤勉であること、一方で男尊女卑の考え方はまだまだ根強いとのことでした。

ご兄弟2人とも非常に仲が良く助け合ってサロン運営を行っているとの事で、ベトナムでの苦労話や今後のビジョンを伺いながら皆で楽しく会食させていただきました。

食事・交流会風景

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